ご自身の血液から抽出した血小板を利用します。血小板は血管が損傷した際に集まり血を固める働きがあり、その際に多量の成長因子が放出され損傷部の修復を促します。PRP-FDは、この成長因子のみを取り出してフリーズドライ加工したもので、従来のPRPよりも豊富な成長因子が含まれます。組織の修復力を最大限に引き出し、痛みを軽減させる効果が期待できます。

日本各地で豊富な治療実績がある一般的な治療法です。

採血量：約50ml

​治療期間：採血から3週間後に施行

採取した少量の血液を遠心分離機にかけ、分離された血小板に含まれる高濃度の成長因子を関節に注入します。PEAK Systemは、採血からPRPの精製、そして膝への注射までの治療時間がわずか5分で完了します。PEAK Systemを導入しているのは北海道で福亀会だけ。遠方の方や頻繁に通院するのが難しい方にもおすすめ。

採血量：27ml

​治療期間：採血から5分（当日可能）

ご自身から採取した幹細胞を培養・増殖させて関節に投与します。様々な細胞に変化する【多分化能】と、同じ能力を持った細胞に分裂する【自己複製能】が、膝の損傷部位に作用し、炎症を抑えて傷の修復を促します。一時的な効果ではなく長期的に一定の効果が期待できると言われています。脂肪採取は少量で傷痕はほぼ残らない低侵襲治療。東京大学整形外科との共同研究を経て、適切な品質管理のもと非凍結での搬送で、より新鮮な幹細胞を提供。

採血量：約80ml前後​

治療期間：脂肪採取から最短30日後に施行（完全予約制）

ご自身の血液を遠心分離機に5分かけてPRPを精製し、患部に投与する治療法です。痛んだ関節や腱の修復を促進します。筋・腱・靭帯への注入（第三種再生医療）の承認も得ているので、軽度の変形性膝関節症の他、肩、テニス肘、膝蓋腱炎、アキレス腱周囲炎、足底腱膜炎などの治療にも使用します。

2～3週毎に3回投与する方法がおすすめ。

採血量：15ml

​治療期間：採血から10分（当日可能）